赤ちゃんの夏のお出かけの服装|月齢別・気温ごとの服装の選び方を解説

「夏に赤ちゃんを外に連れて行くとき、どんな服装が正解なのか分からない…」
これは多くの親が抱える共通の悩みです。
結論から言うと、赤ちゃんの夏の服装は大人より1枚少なめにして、羽織りもので調整するのが基本です。
ですが、新生児〜1歳では体温調節機能が未熟。
-
月齢
-
気温
- 室内か外出か
によって、適した服装は大きく変わります。
この記事では、月齢別・気温別に、赤ちゃんの快適な夏の服装選びを解説。新生児から1歳まで、月齢ごとの室内外での着せ方や、20度台から真夏日までの気温別おすすめコーデをご紹介します。
赤ちゃんが暑い時のサイン、夏の服装選びの注意点を確認して安心して夏のお出かけを楽しみましょう。
赤ちゃんの夏の季節の服装・着せ方

赤ちゃんの夏の服装は、月齢や外出・室内といった場面に合わせて工夫が必要です。
夏の赤ちゃんの月齢ごとの室内・外出での服装例を一覧にしました。
|
月齢 |
室内の服装 |
外出時の服装 |
ポイント |
|
新生児(0ヶ月) |
短肌着+コンビ肌着 |
短肌着+薄手カバーオール |
体温調節が未熟 |
|
1〜3ヶ月 |
短肌着+薄手ロンパース |
ロンパース1枚+ガーゼ(冷房・日差し対策用に持参) |
汗管理が重要 |
|
4〜6ヶ月 |
肌着+半袖ロンパース |
ロンパース1枚+帽子 |
寝返りで運動量増加 |
|
7〜9ヶ月 |
半袖+薄ズボン |
通気性の良い上下+帽子 |
活動量増加 |
|
10〜12ヶ月 |
半袖+ズボン |
半袖+ズボン+帽子 |
ほぼ大人と同じ |
新生児期は肌着を中心に、月齢が進むにつれて、Tシャツやロンパース、セパレートタイプなどが活躍します。暑さ対策だけでなく、冷え対策もすることが大切です。
それぞれの月齢や状況に応じた具体的な着せ方について、以下で詳しく見ていきましょう。
新生児の夏の服装|室内と外出時の着せ方

新生児の夏の服装は、室内と外出時で着せ方を工夫することが大切です。特に新生児期は体温調節機能が未熟なので、汗をかきすぎたり、逆に冷えすぎたりしないよう注意しましょう。
室内では肌着と薄手のウェア(短肌着+コンビ肌着、もしくはロンパースなど)を着せ、エアコンや扇風機を上手に使い、汗をかいていないかこまめに確認することが大切です。
外出時は、室内着に加えて、日差しや冷房対策として薄手の羽織ものやガーゼケットを用意しましょう。直射日光を避け、ベビーカーの虫除けカバーなども活用すると良いでしょう。
新生児は体温調節が未熟なので、外気の影響を強く受けやすいです。汗を吸いやすく、風通しの良い素材を選ぶのがおすすめです。
具体例:
- 室内(25℃前後):短肌着+コンビ肌着
- 外出時:短肌着+薄手カバーオール
エアコンを付けているときは、冷えすぎに注意します。汗をかかないからといって適温とは限りません。赤ちゃんの様子をよく確認して快適に過ごせるように調整しましょう。
夏生まれの新生児に必要な肌着
新生児の肌着は、短肌着・コンビ肌着・ロンパースの3種類を使い分けると良いでしょう。夏生まれの新生児は体温調節機能が未熟なため、室内外の温度差や汗による冷えに注意が必要だからです。
|
肌着種類 |
用途 |
必要枚数 |
|
短肌着 |
基本インナー |
3~4枚 |
|
コンビ肌着 |
外出兼用 |
3~4枚 |
|
ロンパース(薄手カバーオール) |
外出用 |
2~3枚 |
夏生まれの新生児は汗をかきやすくお着替え頻度が高いです。洗いかえを考えると合わせて最低5〜7枚は必要になります。
短肌着は汗を吸いやすく、コンビ肌着は足の動きを妨げにくいため、これらを組み合わせて使用するのがおすすめです。汗をかいたらこまめに取り替えることで、赤ちゃんを快適に保つことができます。
生後1~3ヶ月の赤ちゃんの夏の服装|室内と外出時のおすすめの着せ方

生後1~3ヶ月の赤ちゃんの夏の服装は、肌着+1枚が基本です。このころはまだ寝ている時間が長いですし、汗による体温調整が未熟だからです。
具体例:
- 室内:短肌着+薄手ロンパース
- 外出:ロンパース1枚+ガーゼ(冷房・日差し対策用に持参)
生後1~3ヶ月の赤ちゃんの夏の服装は、室内と外出時で配慮が必要です。この時期の赤ちゃんは体温調節機能が未発達です。汗をかきやすく、また冷えやすいため、こまめな着脱や素材選びが重要です。着せすぎるとあせもができやすいので注意しましょう。
<夏の服装選びのポイント>
- 通気性と吸湿性に優れた素材(綿100%など)を選ぶ
- 室内では、汗をかきやすい首元や背中にガーゼなどを当ててこまめに交換する
- 外出時は、直射日光を避け、汗をかいたら着替えられるように予備の衣類を準備する
- 室内外の温度差に注意し、羽織れるものを活用する
生後4~6ヶ月の赤ちゃんの夏の服装|室内と外出時のおすすめの着せ方

生後4~6ヶ月くらいの赤ちゃんは、動く量が増えるので通気性重視の服装を意識しましょう。これは、寝返りが始まって発熱量が増加し、汗の量が増えるからです。
具体例:
- 室内:肌着+半袖ロンパース
- 外出:ロンパース1枚+帽子
このくらいの時期から、汗をかいていないかこまめにチェックすることが重要になります。
<夏の服装選びのポイント>
- 通気性の良い素材を選ぶ
- 汗をかいたらこまめに着替えさせる
- 直射日光を避ける工夫をする
外出時には、気温や日差しや風の状況に合わせて、半袖の肌着に薄手のワンピースやロンパースなどを組み合わせると良いでしょう。室内では、エアコンの温度設定にも注意し、肌着の上に薄手のカバーオールなどを着用させるのがおすすめです。
赤ちゃんの様子をよく観察し、汗をかいていないか、逆に寒がっていないかを確認しながら服装を調整してください。6ヶ月の赤ちゃんの夏の服装については>>赤ちゃんの夏の服装の記事で詳しく解説しています。
生後7~9ヶ月の赤ちゃんの夏の服装|室内と外出時のおすすめの着せ方

生後7~9ヶ月の赤ちゃんは、赤ちゃんの体温調節がしやすい服装を選ぶことが大切です。寝返りやハイハイで活発に動き始めるからです。暑すぎず寒すぎないように、こまめな着せ替えで快適な状態を保つ必要があります。大人と同じくらいか1枚少なめがちょうどよいでしょう。
具体例:
- 室内:半袖+薄手の長袖や半そでのベビー服
- 外出:通気性の良い上下
- 暑いときには肌着なしでもOKです。
<7~9ヶ月の赤ちゃんの服装のポイント>
- 室内: 汗をかきやすい背中や首元をこまめにチェックし、必要に応じて着替えさせる
- 外出時: 気温や日差しに合わせて、長袖のベビー服や薄手のカーディガンなどをプラス
日差しが強い場合は帽子も忘れないようにしましょう。
生後10~12ヶ月の赤ちゃんの夏の服装|室内と外出時のおすすめの着せ方

生後10~12ヶ月の赤ちゃんは、室内の場合、基本的には涼しい素材の半袖肌着と、ゆったりとしたロンパースやカバーオールで十分です。外出時は、日差しや虫刺され対策も考慮し、長袖・長ズボンの薄手素材の服や、帽子、薄いカーディガンなどを活用すると良いでしょう。
活発に動き始め、好奇心旺盛になる時期です。この時期の夏の服装は、快適さと安全性を最優先に考えましょう。ほぼ大人と同じ服装で良いですが、安全対策として膝が隠れる服も検討しましょう。
具体例:
- 半袖+ズボン
- UVカット帽子
<服装選びのポイント>
- 通気性の良い素材を選ぶ
- 体温調節しやすい重ね着を意識する
- 締め付けの少ないゆったりとしたデザインを選ぶ
- 日差しや冷房対策を考慮する
月齢が上がるほど薄着でOKになりますが、冷房のきいた室内では必ず調整できるアイテムを持つようにしましょう。
【気温別】夏の季節における赤ちゃんの服装の選び方

服装は月齢だけでなく気温でも判断するのが大切です。気温と活動場所に合わせて快適に過ごせるようにしましょう。
室内では20~24度であれば、長袖の肌着に半袖のベビー服、25度以上であれば肌着一枚で過ごすのが基本となります。
外出時は、さらに冷房対策や日差し対策も考慮する必要があります。それぞれの気温と場所に応じた具体的な服装選びについて、以下で詳しく見ていきましょう。>>夏の赤ちゃんの服装の記事でも詳しく解説しています。
20~24度:室内での服装選び
20~24度の室内では、赤ちゃんの体温調節がしやすいように、薄手の長袖や半袖を組み合わせるのがおすすめです
<室内での服装のポイント>
- 肌着:通気性の良い綿素材の短肌着やコンビ肌着
- トップス:薄手の長袖や半袖のベビー服
- ボトムス:ロンパースや、長ズボン、短パンなど
肌着+薄手のベビー服で調整しましょう。特にエアコンが強すぎないか注意しましょう。
20~24度:外出時の服装選び
20~24度という、比較的過ごしやすい気温の外出時には、赤ちゃんの体温調節を考慮した服装選びが大切です。薄手の長袖や半袖に、必要に応じて薄手の羽織ものをプラスするのがおすすめです。
<服装選びのポイント>
- 短肌着やコンビ肌着の上に、半袖や長袖のベビー服を重ね着させる
- 外出先で温度調節ができるよう、ガーゼケットや薄手のカーディガンを携帯する
- 日差しが強い場合は、帽子を着用し、日焼け対策も忘れずに行う
風が強いと体温が下がる可能性があります。一枚羽織れるものを準備して快適に過ごせるようにしましょう。
25℃以上:室内での服装選び
25度以上の室内では、赤ちゃんは汗をかきやすいので、涼しく快適に過ごせる服装選びが大切です。具体的には、肌触りが良く吸湿性・通気性に優れた素材の服を選びましょう。
<夏のベビー服におすすめな素材>
- 綿(コットン)
- リネン(麻)
- ガーゼ
これらの素材は、汗を素早く吸収して乾きやすいため、赤ちゃんの肌を快適に保ちます。また、風通しの良いゆったりとしたデザインの服を選ぶことも、熱がこもるのを防ぐのに役立ちます。
25度以上の室内では、汗対策として吸湿性・通気性に優れた素材の、風通しの良い服を選んであげることが、赤ちゃんの快適な室内環境を保つ上で重要です。
25℃以上:外出時の服装選び
25℃以上の気温の時に外出する際は、薄手で通気性の良い素材の服装を選ぶことが重要です。汗をかいたらこまめに着替えさせる必要もあります。赤ちゃんの体温調節機能は未熟なので、熱中症のリスクが高まるからです。また、直射日光対策も重要です。
例:半袖+帽子+日よけ
涼しい服も大切ですが、日差しから赤ちゃんを守ることを意識しましょう。
<夏場の外出時の服装選びのポイント>
- 基本は肌着+1枚
- 汗を吸収しやすい素材を選ぶ
- 直射日光を避ける工夫をする
- 赤ちゃんの様子をよく観察しながら、快適に過ごせる服装を選んであげましょう。
Amber mimiは赤ちゃんが可愛いだけでなく快適に過ごせるベビー服をそろえています。>>「Amber mimiが大切にしていること」の記事では、ブランドに込められた想いや人気のトワルドジュイシリーズの誕生についても紹介しています。
赤ちゃんが暑いときに見せるサイン

赤ちゃんが暑さを感じているサインを見逃さないことは、快適で安全な夏を過ごすために非常に重要です。赤ちゃんは言葉で訴えることができないからです。大人が注意深く観察する必要があります。
赤ちゃんが暑がっているサインとして、以下のようなものがあります。
<暑さのサイン>
- 顔や首の後ろが赤くなる
- 汗をたくさんかいている
- 呼吸が早い
- 機嫌が悪くなる・ぐずる
- ぐったりしている
- おしっこやうんちの回数が減る
これらのサインが見られたら、涼しい場所へ移動させたり、衣服を調整したり、水分補給を促すなどの対応を速やかに行うことが大切です。
夏の赤ちゃんのお出かけの服装の注意点

夏の赤ちゃんの外出時の服装は、快適さと安全を最優先に考えることが重要です。赤ちゃんの体温調節機能はまだ未熟だからです。気温や環境に合わせた適切な服装を選ばないと、熱中症や体調不良を引き起こす可能性があります。
<夏の服装のポイント>
- 汗を吸収しやすい素材を選ぶ
- 通気性の良いゆったりとしたデザインを選ぶ
- 直射日光から肌を守る工夫をする
- 室内外の温度差に注意して着脱させる
これらの点を考慮して、赤ちゃんの様子をよく観察しながら服装を調整することが、健やかな夏のお出かけのために不可欠です。
また、服装だけでなく環境に配慮することも重要です。
【気を付けるべきポイント】
- ベビーカーの温度は+3〜5℃
- アスファルト照り返し
- 冷房との温度差
対策として、保冷シートを利用したり帽子をかぶらせたりすると良いでしょう。ガーゼでこまめに汗を吸い取るのも大切です。
服装だけで暑さ対策するのではなく、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えましょう。
夏のお出かけ時に発生する予期せぬ問題と対処法
夏の赤ちゃんとのお出かけでは、予期しないトラブルが起こる可能性があります。
|
問題 |
原因 |
対処 |
|
熱がこもる(熱中症リスク) |
ベビーカー内の蒸れ |
日陰へ移動 服を緩める |
|
あせも・肌トラブル |
汗の放置 蒸れ |
こまめに着替え ガーゼで汗を拭く |
|
冷房による冷え |
外気との温度差 |
ガーゼや薄手上着で調整 |
|
水分不足 |
汗+授乳間隔の乱れ |
授乳タイミングを事前に設計 |
|
ぐずり・機嫌悪化 |
暑さ+疲れ+刺激過多 |
短時間外出 こまめに休憩 |
|
虫刺され |
虫刺され |
虫除けスプレー・長袖・長ズボン |
|
日焼け |
日焼け |
日焼け止め・帽子・UVケープ |
参考:厚生労働省
赤ちゃんとの夏のお出かけでは、暑さだけでなく
- 熱のこもり
- 汗による肌トラブル
- 冷房による冷え
- 水分不足
- ぐずり
などが同時に起こりやすい点に注意が必要です。
特にベビーカーの中は蒸れやすく、地面からの照り返しで体温が上がりやすくなります。
- 顔が赤い
- 汗が多い
- 機嫌が悪い
などの場合は、すぐに日陰や屋内に移動し、首や脇を冷やすなどの対応を行いましょう。
また、汗をかいたままにするとあせもの原因になるので、ガーゼで拭いたり着替えたりすることが重要です。1~2枚の着替えは用意しておきたいですね。一方で、冷房の効いた室内では冷えすぎることもあります。ガーゼや薄手の羽織で体温調整できるように準備することも大切です。
さらに、汗で水分が失われやすいため、授乳やミルクのタイミングも事前に考えておくと安心です。夏のお出かけは服装も大切ですが、状況に応じて調整できる準備をすることが重要です。
まとめ
夏の赤ちゃんの服装は、月齢と気温に合わせて調整することが重要です。適切な服装は、赤ちゃんの快適さを保つだけでなく、熱中症や体調不良の予防にも直結します。
まず月齢別では、新生児期は体温調節が未熟で汗をかきやすいため、短肌着やコンビ肌着など肌触りの良い素材を選び、こまめに着替えましょう。生後3ヶ月以降は活動量が増えるため、通気性がよく動きやすいロンパースやセパレート服が適しています。
次に気温別では、20〜24℃は「肌着+1枚」、25℃以上は「肌着1枚または薄手1枚」が目安です。外出時は直射日光や照り返し、室内では冷房による冷えも考慮し、ガーゼや薄手の羽織で調整できるようにしておきましょう。
素材は通気性・吸湿性に優れた綿素材が基本です。汗をかいたまま放置するとあせもの原因になるため、着替えやタオルの準備も重要です。
迷ったときは少し涼しめ+調整アイテムを持つのがおすすめです。服装は固定するものではなく、赤ちゃんの様子を見ながらその場で調整することが大切です。







