
赤ちゃんを迎える準備では「新生児用おむつはいつまで使う?」「新生児のオムツは何枚あれば足りる?」という点が気になるところ。
買いすぎても余ってしまうし、少なすぎると途中で慌てて買い足すことになります。赤ちゃんとの生活が始まったばかりだと、急におむつを買いに行くのが難しいこともあるでしょう。慌てることのないように新生児用のおむつは必要分は準備しておきたいですね。
新生児用のオムツを使うのは赤ちゃんの体重が5㎏前後までが目安となります。
1日に10~15枚程度必要になるので、2~3パック用意して足りなくなったら追加で購入すると良いでしょう。Sサイズも1パック準備しておくと安心です。
この記事では、新生児用おむつの使用期間の目安やサイズアップのサイン、余った場合の活用法などを解説します。
初めての育児でも安心して準備ができるように参考にして下さいね。
新生児用おむつは体重5㎏までが目安

新生児用おむつは、一般的に体重5㎏前後までの赤ちゃんを対象としています。
ブランド | 新生児(NB) | 新生児小さめ | S | 公式 |
---|---|---|---|---|
ムーニー | ~5kg | ~3kg | 4~8kg | ムーニー |
メリーズ | ~5kg | ファーストプレミアムシリーズで~3㎏あり | 4~8kg | 花王 |
パンパース | ~5㎏ | 初めての肌へのいちばんシリーズで~3㎏あり | 4~8kg(目安) | Pampers-JP-JA |
どのメーカーも新生児用のオムツは5㎏までを目安としていますが、小さめの赤ちゃんのための3㎏までのサイズも用意しています。
おむつのサイズは体重だけでなく、
- ゴムの跡がつかないか
- おしっこやうんちが漏れないか
- テープの位置が適切か
などフィット感のサインも合わせて判断しましょう。
出生体重や成長スピードには個人差があるので、赤ちゃんに合ったものを選んであげましょう。
体重3㎏未満の赤ちゃんは新生児小さめサイズがおすすめ
2500g前後で生まれた赤ちゃんは新生児用でも3,000gまでの小さめを選ぶと良いでしょう。
同じ新生児用でも5㎏までのおむつは、足回りや背中に隙間ができもれやすくなってしまうからです。
新生児用は3㎏までのものと5㎏までのものが用意されています。Sサイズは4~8㎏が目安となっています。
5㎏までの新生児用おむつで少し大きく感じる場合は、新生児用の小さめサイズ(3㎏まで)を選ぶとフィットしやすいので安心です。
テープの位置や足回りの隙間をチェックしてフィット具合で判断しましょう。
1日に10~15枚程度必要
新生児期は1日で10~15枚程度使用するのが目安です。
授乳や排泄の回数が多く、肌トラブルとモレ防止のためにこまめな交換が必要があるからです。
つまり1ヶ月(30日)で300〜450枚程度が目安になります。
1パックに入っている枚数はメーカーによりますが、だいたい90枚前後が多いので、1ヶ月で3〜5パック程度必要になる計算です。
ですが、赤ちゃんによって成長のスピードは異なります。
出産時に新生児用おむつを1~2パック用意して、足りなくなったら成長に合わせたサイズを買い足すとよいでしょう。
生後1~2ヶ月の間にSサイズに移行するケースが多い
新生児用は早ければ生後1ヶ月頃で卒業することも珍しくありません。平均的には1〜2ヶ月でSサイズ(4〜8kg目安)へ移行する赤ちゃんが多いです。
これは、体重が増えるとともに小さいサイズのオムツだとお腹や太ももがきつくなることと、モレも起きやすくなるからです。
多くのオムツメーカーでもSサイズは4~8㎏を基準としていて、生後1~3ヶ月が目安と明記されています。
特に3㎏以上で生まれた赤ちゃんは成長も早く、新生児用を短期間しか使わないケースもあります。
体重は目安になりますが、お腹まわり・太ももの太さなどのフィット具合を確認してピッタリサイズを履かせてあげましょう。
新生児おむつからサイズアップする目安

新生児用からSサイズへ切り替えるタイミングは「体重」だけでなく、実際のフィット感が重要です。
以下のサインが出てきたらサイズアップを検討しましょう。
- おむつの跡がつくようになった
- 背中モレするようになった
- テープの位置が一番外側になってきた
成長のスピードには個人差があります。体重5㎏未満でも小さいと感じたら早めにSサイズへ切り替えたほうが赤ちゃんも快適なケースもあります。
おむつの跡がつくようになった
太ももやお腹まわりにおむつのゴムの跡で赤い跡がつく場合、おむつのサイズが小さくなっている可能性があります。
体重は5㎏未満でも、お腹周りにお肉がついている赤ちゃんや太ももが太い赤ちゃんも多いです。
赤ちゃんによって体型は様々。体重は重いけれど、筋肉質でお腹周りが細めなこともあります。
小さいサイズのオムツをしていると肌トラブルの原因にもなるため、早めの切り替えがおすすめです。
テープの位置を調整しても毎回跡がつくなら、サイズの見直しをしましょう。
背中漏れするようになった
おしっこやうんちが背中から漏れるのは、サイズが合っていないサインです。
赤ちゃんが成長するとおしっこやうんちの量も増えてきます。
ギャザーでしっかり防げなくなったらSサイズに移行しましょう。
テープの位置が一番外側になってきた
おむつのテープを毎回外側いっぱいで止めるようになったら、サイズアップの目安です。
オムツはテープを貼り付けて、赤ちゃんのお腹周りに大人の指が2本分入るくらいゆったりするくらいがちょうどよいです。足回りも同じくらいゆとりがあるのがおすすめ。
テープの位置が外側だとテープがずれてズレ漏れしてしまうことも。テープ位置が外側になってきたらサイズアップを検討しましょう。
成長スピードは個人差があります。体重5kg未満でも跡がついたり漏れやすいと感じたら、早めにSサイズへ切り替えた方が赤ちゃんも快適にすごせますよ。
余った新生児おむつの活用法

買いすぎて余ってしまった新生児用おむつは、捨てずに工夫して活用できます。
- 知り合いや友人にあげる
- フリマサイトなどで売る
- 油の処理に使う
- 非常時の簡易トイレに利用する
- 車に常備しておく
おむつは使い道がたくさんあるので無駄にしないで活用しましょう。
知り合いや友人にあげる
出産予定の友人や親戚がいれば譲るのが一番。特に未開封なら喜ばれること間違いなしです。
新生児はおむつの消耗スピードが速いので、もらえるならうれしいという人は多いでしょう。
おむつの使用期限は明確ではありませんが、高温多湿を避けて早めにあげるとよいですね。
フリマサイトなどで売る
未開封なら、メルカリやラクマなどのフリマサイトなどで売るのもおすすめ。
サイズアウトが速い新生児用おむつは、安定して需要があるからです。
オムツは衛生用品なので、開封してしまうと買い取ってもらうことが難しくなります。フリマで売るなら、使う数を計算して開封するタイミングは気を付けたいですね。
油の処理に使う
おむつは揚げ物の廃油を吸収させて処理するのに便利です。高吸水ポリマーは新聞紙よりも吸水力が高いので効率的です。
袋の中でおむつに油を吸わせて、自治体のルールに従って捨てましょう。新聞紙よりもにおったり漏れたりする心配がないので簡単に処理することができます。
非常時の簡易トイレに利用する
災害時や断水時に、バケツにおむつを敷いて簡易トイレとして使えます。
45ℓのゴミ袋におむつを入れてバケツなどにセットすれば簡易トイレになります。凝固剤があればさらに衛生的ですね。
防災グッズとして車や備蓄に入れておくのも安心です。
車に常備しておく
おむつは車に常備しておくと色々な場面で活躍します。
小さな子供との外出では、吐き戻したり飲み物をこぼしたりするトラブルがよくあります。
ドライブ中の渋滞時に、トイレに連れていけない時も役に立つでしょう。車に1~2枚あると安心ですよ。
買いすぎて余ったおむつは防災や日常でのトラブルに役立ちます。捨てないで備蓄として考えると無駄にはなりません。
ピッタリサイズのおむつを選びましょう
赤ちゃんのおむつは、ピッタリサイズを選ぶことがとても大切です。大きすぎると漏れやすく、小さすぎると肌トラブルの原因になります。
メーカーによって同じ「新生児用」でもサイズ感が違うため、まずは体重に合うサイズを選び、2社ほど試して比較してみるのがおすすめです。
おむつのテープの位置が適切か、太ももやウエストに跡がついていないかなどを確認しましょう。それでもウンチが漏れたり、肌に合わなかったりする場合は、別のブランドを試してみてください。
メーカーごとに吸収体の形状やギャザー、背中ストッパーなど設計が異なります。
漏れが気になる場合、サイズが合っていない可能性のほか、ブランドを変えることで解決することもあります。肌触り、フィット感、漏れにくさを比べて、赤ちゃんに合うおむつを見つけてあげてくださいね。
新生児のオムツはいつまでに関するQ&A

新生児のオムツはいつまで使うかに関するQ&Aを紹介します。
新生児のオムツのおすすめはなんですか?
各メーカー(パンパース、メリーズ、ムーニー、グーンなど)で特徴が異なります。
【メーカーごとのオムツの特徴】
メーカー | 主な特徴 | フィット感・肌触り | おすすめな赤ちゃん |
---|---|---|---|
パンパース | 優れた吸収力と薄型設計 長時間使用してもさらさら |
スキニーフィットで動きやすい サイドのテープがよく伸びる |
おしっこ量が多い 交換頻度が少ない 外出が多いご家庭 |
メリーズ | 独自のエアスルー構造 通気性が高くムレにくい |
ふんわりやわらかい素材 お腹周りにゆとりがある |
肌がデリケートで、おむつかぶれしやすい |
ムーニー | ゆるうんち漏れを防ぐ「ゆるうんちポケット」やギャザー | ふっくらとした感触 背中からの漏れを防ぐ |
ウンチがゆるい新生児期 うんち漏れが多い |
グーン | 保湿成分を配合したシート 肌へのやさしさを重視 |
ぽこぽこシートで肌への接触面積が少なく、やさしい肌触り | 敏感肌で、肌トラブルが気になる |
パンパースは吸収力に優れ、メリーズは通気性が高いなど、それぞれ特徴があります。
お試しパックやサンプルを活用して赤ちゃんに合うものを見つけましょう。
オムツのSサイズはいつまで使いますか?
Sサイズのおむつは赤ちゃんの体重が4〜8kgの時期までが目安です。
個人差はありますが、だいたい生後2〜6ヶ月頃まで使う赤ちゃんが多いです。
- 太ももやウエストにゴムの跡がつく
- テープの位置が外側になってきた
- おしっこやうんちが漏れる
などのサインが見られたら、サイズアップのタイミングです。
動きが活発になったらテープ式からパンツ式への切り替えを検討してもよいでしょう。
新生児のオムツは何枚必要ですか?
1日10〜15枚、1ヶ月で300〜450枚程度が目安です。パック数でいうと3〜5パック。
新生児期の赤ちゃんはおしっこやうんちの回数が非常に多いです。おむつが汚れたらこまめに交換してあげることで、おむつかぶれなどの肌トラブルを防ぐことができます。
ただし出生体重が大きい赤ちゃんは新生児用を短期間で卒業する可能性が高いので、最初から買いすぎない方が安心です。
まとめ
新生児用おむつは体重5kgまでが目安で、多くの赤ちゃんは生後1〜2ヶ月でSサイズに移行します。
1日10〜15枚、1ヶ月で3〜5パック程度が必要と考えておくとよいでしょう。
成長スピードは個人差が大きいので、出生体重が大きい赤ちゃんは新生児用のおむつはあまり使わないことも多いです。
出産時の準備としては、2パックくらいを準備して成長に合わせたサイズのオムツを買い足すと良いですね。
新生児用のオムツが余った場合も防災や日常の工夫で有効活用できます。
おむつは赤ちゃんの快適さと健康に直結する大切なアイテム。大切なのは「月齢」ではなく「赤ちゃんに合ったサイズ」を選ぶことです。赤ちゃんの成長を楽しみながらおむつライフをサポートしていきましょう。
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