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新生児に添い寝は危険?赤ちゃんと添い寝の注意点・いつから一緒に寝る?

新生児添い寝

赤ちゃんとの添い寝は窒息や転落の危険があると指摘されていますが、「新生児の赤ちゃんは添い寝した方が楽なのでは?」と思うママやパパは多いのではないでしょうか。

結論から言って、新生児との添い寝は危険であるとされています。

赤ちゃんが生まれてすぐ、夜泣きや授乳で眠れない日々が続くと体力的・精神的につらいと感じ、できれば添い寝で赤ちゃんの世話をしたいと思うシーンもあるでしょう。

安全に行えば、赤ちゃんと添い寝をすることは可能です。

添い寝は危険だとされる一方で、赤ちゃんが安心して眠れる・産後うつの軽減などの効果も期待できます。

この記事では、

  • 新生児との添い寝が危険と言われる理由
  • 添い寝の効果
  • いつから一緒に寝ても良いか
  • 安全に添い寝をするための注意点


添い寝を安全に行うために、赤ちゃんとの添い寝の注意点を確認しておきましょう

新生児と添い寝するのが危険と言われる理由

新生児添い寝

結論から言うと、新生児期(生後0〜1ヶ月頃)の赤ちゃんとの添い寝には大きなリスクがあります

新生児期の赤ちゃんは呼吸機能や体の動きが未発達で、自分で危機を回避できないからです。

  • 窒息の危険性
  • 転落のリスク
  • 一人で眠れなくなる可能性

添い寝による事故の報告や、医療機関の注意喚起があります。

赤ちゃんの安全を優先するなら、添い寝が危険であることは認識しておくことが必要です。
参考:こども家庭庁【乳幼児突然死症候群(SIDS)について

窒息の危険性

新生児との添い寝には、窒息の危険性があります。

これは、枕や掛布団・大人の体が赤ちゃんの口や鼻をふさいでしまうリスクがあるからです。

新生児を腕枕で添い寝をして、顔をおさえてしまったという事例もあります。

生後数カ月は自力で姿勢を直すことができません。赤ちゃんを寝かすときは、固くて平らな赤ちゃん用の寝具に寝かせ、周りに物を置かないのが鉄則。

以下のポイントが重要です。

  • 大人の掛布団・枕・クッション・ぬいぐるみは撤去する
  • 寝かしつけたら安全な寝床に赤ちゃんを移動させる
  • 固く平らな寝具に寝かせる

ひじ掛けやソファなどで赤ちゃんと寝てしまうことも窒息の危険性があります。

参考:「安全な睡眠」aap.orgAAP Publications 日本カーファン協会

転落のリスク

赤ちゃんが転落する危険性があることも、添い寝が危険と言われる理由としてあげられます。

新生児の赤ちゃんも意外と体を動かすことがあるからです。

  • ベッドの端
  • 壁との隙間
  • 寝具の段差

などは、転落して挟み込んだり窒息したりする危険があります。

大人が添い寝で寝落ちしたことで、赤ちゃんをベッドから落としてしまうことも。兄弟やペットと一緒に寝ることも、リスクを高める恐れがあります。

赤ちゃん専用のベッドやベッドインベッドを使う際にも、正しく設置することが重要です。

床に布団を敷いて添い寝する場合も、壁との隙間や段差をなくし周囲物を置かないようにしましょう。

参考:日本小児科学会傷害速報

一人で眠れなくなる可能性

添い寝の危険性ではありませんが、添い寝はやめたほうがいいと言われる理由に、一人で眠れなくなる可能性があることがあげられます。

これは、赤ちゃんが大人がいないと眠れない状態になりがちだからです。

生活リズムを整えるうえでもマイナスになり、親子ともに睡眠不足になってしまうことも。

抱っこで密着して眠ることに慣れてしまうと、夜間に目が覚めた時も抱っこを求めて泣いてしまうことが多いです。

逆に添い寝を止めたらよく寝るようになったケースもあります。

添い寝以外の寝かしつけ方法として、

  • ホワイトノイズ
  • おくるみ

など、赤ちゃんによってはよく眠れる可能性があるので試してみましょう。

一人で眠れるようになるためには、添い寝でそのまま一緒に寝るのではなく、赤ちゃんが寝たら安全な寝床に移しますようにしましょう。

新生児と添い寝する効果

新生児添い寝

一方で、添い寝には赤ちゃんにも親にもメリットがあります。

正しい方法とタイミングを守れば、添い寝をすることで睡眠の質を高めることも可能です。

  • 赤ちゃんが安心する
  • 授乳がスムーズにできる
  • 親子の関係が深まる

ママやパパの呼吸や心音を感じることで、赤ちゃんが安心して眠れるようになります。

夜間の授乳も、添い寝をしていれば立ち上がらずに対応できるので母親の負担が軽くなることもメリットです。産後うつの軽減にもつながるといわれています。

親子のスキンシップが増えることで、赤ちゃんの愛着形成にも良い効果が期待できるとされています。

このように、日本では文化的に添い寝が肯定されていますが、国際的なガイドラインでは同室別寝が推奨されています。

安全な環境を整えたうえで、赤ちゃんと添い寝をすることが大切です

赤ちゃんとの添い寝はいつから?生後1ヶ月からがおすすめ

では、赤ちゃんとの添い寝はいつから安全にできるかが気になりますが、生後1ヶ月〜が目安となります。

新生児期の赤ちゃんとの添い寝は窒息や事故のリスクが高いため、基本的にベビーベッドで寝かせることが推奨されます。

ですので、添い寝をするなら首がすわりはじめる生後1ヶ月以降が良いでしょう。

前述したように、添い寝には窒息などの危険性があるので安全対策を徹底することが必須です。

同じ布団で添い寝するより、同じ部屋でベッドを並べる「同室別寝」のほうが安全です。

以下は成長段階ごとの添い寝の安全性を一覧にしたものです。

月齢 添い寝リスク 安全性の目安 推奨される寝方
新生児(0ヶ月)

窒息・圧迫・寝返り不可

×非推奨 ベビーベッド・ベビー布団で別寝
生後1ヶ月~2ヶ月

若干の動きがではじめる

△条件付きで可能 添い寝ベッドやベッドインベッド併用
生後3ヶ月~4ヶ月 寝返り開始で転落リスク増加 △~〇注意が必要

同室別寝が安心

添い寝するガードなら必須

生後5ヶ月~6ヶ月

動きが活発化

 

〇ただし布団や枕のリスクに注意

 

固めの寝具を使用する

周囲に物を置かない

生後7ヶ月~1歳 ハイハイ・つかまり立ち期 △転落リスク大 ベビーベッド継続推奨
1歳以降 自己防御力が少しずつ発達 〇添い寝可能 添い寝やベビー布団活用


生後1ヶ月からは安全性に注意しながら添い寝をすることが重要です。

動きが活発になってからも、転落のリスクが増加するので赤ちゃんの成長に応じて対応する必要があります。

日本では年間100人前後がSIDS(新生児突然死症候群)でなくなっています。添い寝や寝具などの環境はSIDSのリスクに大きく配慮することは知っておきましょう。

 【SIDSリスクを高める】

  • うつ伏せ寝
  • 大人と同じ布団・柔らかい寝具での添い寝
  • 掛け布団や枕の使用
  • 両親の喫煙・飲酒
  • 授乳中の寝落ち

厚生労働省・AAPの共通見解

SIDSのリスクを減らすための方法としては以下が挙げられます。

  • 仰向け寝を徹底する
  • 固めのマットレスを使用する
  • ベビーベッドやベビーベッドインベッドでの睡眠
  • 禁煙環境
  • 母乳育児

海外では添い寝・ベッドシェアリングが厳しく禁止されているケースが多いです。
日本はSIDSの発生率は低いほうですが、安全な睡眠環境を整えてあげることが重要です。

参考:乳児の安全な睡眠環境の確保について
2024年改訂「寝ている赤ちゃんのいのちを守るために」(こども家庭庁)に関する見解

新生児と添い寝する際の注意点

新生児添い寝

新生児との添い寝は推奨されていませんが、添い寝を行う場合は以下で紹介する具体的な対策を徹底しましょう。

  • マットレスは固めのものを選ぶ
  • 赤ちゃんの周りに物を置かない
  • 転落に気を付ける
  • 赤ちゃんが寝たらベビーベッドへ
  • 大人の体調が悪いときは添い寝を避ける
  • 添い寝ベッドもおすすめ

安全な睡眠環境を整え、大人の体調によっては添い寝をしないなど、一定のルールを守れば赤ちゃんと添い寝をすることは可能です。

安心して赤ちゃんと過ごすために注意点を確認してみましょう。

マットレスは固めのものを選ぶ

赤ちゃんと添い寝する場合は、マットレスは固めのものを選びましょう。

柔らかすぎる布団は赤ちゃんの顔が沈んで窒息のリスクが高まるからです。羽毛布団は特に危険。大人と同じ寝具を使わないようにしましょう。

さらに、うつぶせ寝・横向き寝のままにしないで、必ず仰向けで寝かせることが重要です。

新生児の赤ちゃんはベビーベッドの固いマットレスが適しています。

赤ちゃんの周りに物を置かない

赤ちゃんの周囲に物を置かないようにしましょう。鼻や口をふさいでしまうと窒息の危険性があるからです。

枕・ぬいぐるみ・タオルは事故の原因になります。

特に冬は掛け布団に要注意。何かのはずみで顔に布団がかかってしまうと大変危険です。

転落に気を付ける

新生児は動かないイメージがありますが、転落にも気を付ける必要があります。
ベッドからの落下だけでなく、マットレスと壁の隙間などにずり落ちて息苦しくなる恐れも。

ベッドガードを設置したり、布団の場合は壁際に設置して隙間を作らないことが重要です。

大人の体調が悪いときは添い寝は避ける

大人の体調が悪いときは、赤ちゃんとの添い寝は避けましょう。寝返りや赤ちゃんの異変に気づくことができない可能性があるからです。

風邪薬を飲んだり飲酒をしたときは、添い寝は避けましょう。

大人が深く眠ってしまって、赤ちゃんに気づかず圧迫して窒息する危険があります。

喫煙は突然死症候群のリスクが高まります。喫煙したときは、一緒に寝ない方がよいでしょう。

赤ちゃんが寝たらベビーベッドへ

添い寝をして赤ちゃんを寝かしつけたら、ベビーベッドへ赤ちゃんを移すのが安心です。

授乳をしたりトントンしたりして、赤ちゃんが眠ったら一緒に寝ないでベビーベッドに移してあげましょう。

授乳しながら寝落ちしてしまうのも危険。授乳後は安全な姿勢に戻してあげましょう。

密着して眠っているときはすぐに体を放さないで、ベビーベッドにおいてもしばらく体を密着させておくと目が覚めてしまうのを防げますよ。

添い寝ベッドもおすすめ

赤ちゃんと添い寝する際は、添い寝ベッド・ベッドインベッドもおすすめです。
大人と安全に赤ちゃんを眠れるグッズを利用することで、リスクを減らすことができるからです。

授乳やおむつ替えもやりやすいので、母親の負担軽減にも役立ちます。

添い寝ベッドなどを設置する場合は、正しい方法で安全に設置することが重要です。 間違った設置方法だと、逆にリスクを高める可能性があることには気を付けましょう。

安全に赤ちゃんと添い寝をするためには、添い寝をサポートするグッズなどを検討してみても良いでしょう。

新生児との添い寝に関するQ&A

新生児添い寝

新生児の赤ちゃんとの添い寝に関するQ&Aを紹介します。

赤ちゃんが添い寝をすると良く寝るのはなぜですか?

理由としては、赤ちゃんがママやパパの呼吸リズムや心音を聞いて安心するということが考えられます。

添い寝をすると赤ちゃんがよく寝ると感じるママやパパは多いですよね。

赤ちゃんがリラックスして安心するだけでなく、背中スイッチを刺激しないのもよく寝る理由としてあげられます。

赤ちゃんとの添い寝はよくないですか?

新生児期の赤ちゃんとの添い寝は危険性が高いですが、安全な環境を整えて適切な時期に行うのであれば「よくない」とは言い切れません。

添い寝は夜間の授乳やおむつ替えの負担軽減、産後うつの予防や赤ちゃんの愛着の形成に役立つとされています。

窒息や転落の危険性があることに注意して、安全対策を実施すれば問題ない場合もあるでしょう。

赤ちゃんとの添い寝のやり方を教えてください

赤ちゃんと添い寝をする場合は以下のポイントを抑えましょう。

  • 固めの寝具
  • 周りに物を置かない
  • 大人が飲酒していない・薬を飲んでいない
  • 安全対策を万全にする

新生児と添い寝をするのはリスクが高いので避けたほうが良いですが、赤ちゃんの安心感や母親の負担軽減・親子のスキンシップなど添い寝はメリットもたくさんあります。

まとめ

新生児との添い寝は、窒息や転落の危険があるので安易に行うべきではありません。

ですが、生後1ヶ月以降に安全対策をしっかり行えば添い寝をしても問題ないでしょう。

赤ちゃんと添い寝する際は以下のポイントを守ることが重要です。

  • 新生児期(0ヶ月)はベビーベッドが基本
  • 添い寝をするなら安全グッズや固いマットレスを利用
  • いつから一緒に寝るかは生後1ヶ月以降が目安
  • 添い寝はメリットとリスクを理解して判断することが大切

添い寝をすることで寝かしつけが楽になり、夜間の赤ちゃんのお世話も楽になることが多いです。赤ちゃんの睡眠は家族全体の生活リズムに直結します。

安全性を最優先にして、添い寝をするのか自分たちにあった方法を選んでくださいね。


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