
赤ちゃんの肌は大人の約1/2の薄さでとてもデリケート。そのため、ベビー服の洗濯方法は大人と同じでは心配になることも多いです。肌トラブルを防ぐためには、洗剤選び・すすぎ方・干し方まで注意が必要です。
特に新生児期(0〜1か月)は皮膚が未成熟で、少しの刺激でも肌荒れにつながることがあります。生後3ヶ月くらいまでは大人のものとは一緒に洗わないで、赤ちゃん用の洗剤を使って洗濯するのがおすすめです。
この記事では、赤ちゃんのベビー服の洗濯方法や、赤ちゃん服特有のミルクやうんち汚れの落とし方も解説していきます。
赤ちゃんの肌を守るために、洗い方の注意点を確認しておきましょう。
ベビー服の洗濯方法

ベビー服の洗濯方法のポイントは以下です。
- 洗剤は赤ちゃん専用を選ぶ
- すすぎは2回コースで
- 洗濯ネットに入れる
- 大人の服と一緒に洗わない
- 外干しがおすすめ
ベビー服は赤ちゃん用の洗剤を使って、大人のものとは一緒に洗わないのが基本です。
特に新生児から生後3ヶ月くらいまではこれを徹底し、肌の状態をみながら洗い方を判断していくと良いでしょう。成長につれて徐々に大人と一緒にしていけばOKです。
洗剤は赤ちゃん専用を選ぶ
ベビー服は、無添加・低刺激の赤ちゃん専用洗剤を使うようにしましょう。赤ちゃんの肌は皮脂膜が薄く、香料・蛍光剤・漂白剤などの刺激成分でトラブルを起こしやすいからです。
市販されている人気の赤ちゃん用洗剤には以下の特徴があります。
- 無添加
- 低刺激処方
- 皮膚科医監修
- 泡切れがよくすすぎ残しが少ない
赤ちゃんのお肌は大人に比べてデリケートです。一般的な洗剤だと刺激が強すぎる心配があります。加えて、赤ちゃんはお洋服をなめることも多いので、赤ちゃん専用洗剤を使うと安心です。
すすぎは2回コースで
赤ちゃんの肌トラブルを防ぐため、すすぎは必ず2回しましょう。洗剤のすすぎ残しがあると皮膚炎の原因になりやすいからです。大人より皮膚が薄い赤ちゃんは、洗剤に敏感です。
1回すすぎで洗濯していたら、肌が赤くなったりかゆみが出てしまったりということもあります。すすぎ1回でOKとしている洗剤もありますが、赤ちゃんのベビー服を洗うときは2回すすいだほうが安全です。
洗濯ネットに入れる
ベビー服は洗濯ネットに入れて、型崩れと摩擦を防ぎましょう。小さなベビー服は洗濯槽で絡まりやすく、 生地の毛羽立ち・ほつれ・ヨレが発生しやすいからです。
特に以下のものは必ずネットへ入れて洗濯しましょう。
- 肌着
- 靴下
- スナップ付きロンパース
- ガーゼ素材の服
- 新生児の小物(ミトン・帽子など)
大きいネットに詰め込まないで、アイテム1枚につき1つのネットに入れるのがおすすめです。
大人の服と一緒に洗わない
大人の服とは一緒に洗わないで、新生児期は必ず洗濯を分けるようにしましょう。
大人の服には
- 皮脂
- 汗
- 外のホコリ
- 花粉
- ダニ
などが付着しているからです。赤ちゃんの肌は刺激に弱く、肌トラブルにつながりやすいので一緒に洗わないほうがよいでしょう。
特に以下の場合は、一緒に洗うのは避けたほうが良いです。
- 花粉が多い季節
- ペットがいる家庭
- 外仕事の多い家庭
- PM2.5の付着が心配な地域
1か月健診までは基本的に別に洗うようにして、生後3か月以降は肌状態を見て徐々に判断していきましょう。
外干しがおすすめ
ベビー服は外干しがおすすめです。太陽光には紫外線殺菌が期待できるので菌の繁殖を抑えられるからです。
ベビー服のミルク汚れは雑菌が繁殖しやすいです。外干しはガーゼや綿素材のものも早く乾き、におい残りを防いでくれます。ただし、注意したいのは花粉の季節。このシーズンは室内干しにして除湿器を使うと安全です。
ベビー服の汚れを落とすコツ
赤ちゃんの服はミルクやうんちなどで汚れることが多いです。そのまま洗濯機に入れても、きれいに汚れが落ちないことも。ミルク汚れ・うんち汚れは汚れに気づいたらすぐに対処することが大切です。
それぞれの汚れの落とし方を確認しておきましょう。
ミルク汚れ
ベビー服のミルク汚れの落とし方は以下を参考にして下さい。
- ぬるま湯(40℃以下)に赤ちゃん用洗剤を薄めて軽くもみ洗い
- 洗濯ネットに入れて通常コースへ
- ひどい場合は酸素系漂白剤を併用(※塩素系はNG)
ミルク汚れはたんぱく質汚れなので、時間を置くと落ちにくくなります。タンパク質は熱で固まりやすく、乾くと繊維に定着して黄色いシミになってしまいます。
汚れに気づいたら、ぬるま湯に赤ちゃん用洗剤を薄めて軽くもみ洗いしてから洗濯しましょう。汚れが取れない場合は、酸素系漂白剤につけるときれいになります。
時間が経つと落ちにくくなるので、汚れに気づいたらすぐに落とすことが重要です。
うんち汚れ
うんち汚れは水洗いで落とすことができます。いきなり洗剤でこすると汚れが定着してしまうので、水溶性の汚れはまずは水で流すほうが落ちやすいです。
うんち汚れの落とし方は以下を参考にしてください。
- 固形部分をトイレに流す
- 服を裏返して水で押し流す
- 石けん(赤ちゃん用)で軽くもみ洗い
- 酸素系漂白剤でつけ置き
- 洗濯ネットに入れて通常洗い
シミになった場合は酸素系漂白剤につけ置きするのが効果的です。塩素系漂白剤は赤ちゃんの肌への刺激になるので使うのはさけたほうがよいですよ。
ベビー服の洗濯をするときの注意点

ベビー服の洗濯をするときにはいくつか注意したいことがあります。
- 刺激の強い洗剤は使わない
- 柔軟剤はさける
- 洗濯機は定期的に掃除する
赤ちゃんの肌トラブルを防止するために確認しておきましょう。
刺激の強い洗剤は使わない
蛍光増白剤・漂白剤・柔軟剤入りなど、刺激の強い洗剤はは避ける様にしましょう。刺激成分がベビー服に残留すると、赤ちゃんの肌に湿疹・赤み・乾燥などのトラブルにつながる可能性があるからです。
新生児から3ヶ月までは、赤ちゃんの肌はとてもデリケートな状態です。成長して肌の状態が落ち着くまでは赤ちゃん用の洗濯洗剤を使うようにしましょう。
柔軟剤は避ける
ベビー服を洗濯する際は、柔軟剤はさけたほうが無難です。柔軟剤は吸水性を落としてしまうので赤ちゃんの肌には刺激になりやすいからです。
柔軟剤の香料・界面活性剤は洗濯しても残りやすいです。赤ちゃんの肌の刺激となり肌トラブルの原因になることがあります。
冬場で静電気が気になる場合は、「無添加」「天然由来成分」など赤ちゃん用に開発された製品がおすすめです。「皮膚テスト済み」の表示があるものは肌に優しい成分で作られていることが多いです。無香料の低刺激性のものを選ぶと良いでしょう。
洗濯機は定期的に掃除する
洗濯機は定期的に掃除をするようにしましょう。洗濯槽が汚れていると、黒カビや菌がベビー服に移ってしまうからです。赤ちゃん服は小さくてすすぎ残しが出やすいため、 洗濯槽の汚れの影響を受けやすいです。
1か月に1回は洗濯槽クリーナーで掃除をするのがおすすめ。特に縦型はカビが発生しやすいので清潔に保つことが大切です。ドラム式は湿気がこもらないように扉を開けて乾燥させるとよいでしょう。
ベビー服の洗濯についてQ&A

ベビー服の洗濯について気になることをQ&Aで回答します。
赤ちゃんの服はいつから大人と一緒に洗濯できますか?
生後3か月〜半年を目安に、肌トラブルがなければ徐々に大人と一緒に洗濯してもよいでしょう。このころには、赤ちゃんの皮膚バリア機能が整い始め外部刺激に強くなっていくからです。
ですが、以下の場合は大人とは別洗いにしたほうがよいですね。
- アトピー体質
- 乳児湿疹が出やすい
- 花粉・PM2.5が気になる季節
- ペットがいる家庭
赤ちゃんの肌状態をチェックして、肌トラブルにならないように洗濯してあげましょう。
洗濯機で水通しするときはどのコースで?
ベビー服の水通しは「標準コース × すすぎ2回」で洗いましょう。水通しは服のホコリ・化学物質を落とす工程ですのでしっかりすすぐことが大切です。
「水通し」という洗濯機のコースがないと迷ってしまうことも多いですが、標準コースでOK。水だけで回す必要はありません。脱水は1~3分くらいの短めに設定すると傷みを防ぐことができます。
大人と一緒の洗濯洗剤のおすすめは?
無香料&低刺激の洗濯洗剤がおすすめです。
赤ちゃんと大人と一緒に使える洗濯石鹸には以下があります。
- MIYOSHI 「無添加お肌のための洗濯用液せっけん」
- サラヤ 「ハッピーエレファント 液体洗たく用洗剤 コンパクト」
- シャボン玉石けん 「シャボン玉スノールボトル」
- さらさ ジェルボール3D
赤ちゃんのベビー服の洗濯を大人と一緒にしたい場合は、上記のような刺激の少ない洗剤が人気です。無香料で色素・蛍光剤・漂白剤不使用のもので泡切れが良い洗剤が良いでしょう。
大人と一緒に洗う場合は家族全員が使える低刺激洗剤に統一すると安心ですね。
水通しは洗剤はいらないですか?
水通しは洗剤だけで洗えばOKです。水通しはほこりや糊・化学物質を落とすための工程なので洗剤は必要ないからです。
ですが、汚れが気になったり香料が気になったりする場合は、無添加の洗剤を使って洗いましょう。
まとめ
赤ちゃんの肌は繊細で、ちょっとした刺激でも赤みやかゆみを引き起こす可能性があります。赤ちゃん用の洗剤を使って大人とは別に洗濯をすることをおすすめします。洗濯機のコースは通常コースですすぎは2回するとよいでしょう。
赤ちゃんが新生児~生後3ヶ月くらいまでは、赤ちゃんの肌の状態に合わせた洗濯方法を選びましょう。成長して肌の状態が安定してきたら、大人と同じ洗剤で一緒に洗っても大丈夫です。
お肌のトラブルを防ぐために、ベビー服は刺激の少ない洗剤で清潔にしてあげたいですね。
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