新生児の赤ちゃんについて、初めての出産だとわからないことが多すぎて戸惑ってしまうことも多いのではないでしょうか。
いつからいつまでが新生児期なのか、お出かけしても大丈夫?と心配になりますよね。
新生児は、生まれた日を0日とカウントして生後28日未満の赤ちゃんのことです。
免疫力・体力のない新生児期はお出かけは控えたほうが良いでしょう。
新生児の赤ちゃんとの生活での注意点や知っておいてほしいことを紹介しています。
赤ちゃんと元気に過ごせるように、新生児との生活で気を付けることなどを参考にして下さい。
新生児期はいつからいつまで?計算方法
新生児期の計算方法としては、生まれた人を0日とカウントして生後28日未満までを数えます。
母子保健法では、生後0日~生後28日未満の期間、生後4週間までの赤ちゃんを新生児と定義しています。
それ以降は乳児と呼び、離乳後は幼児と呼ぶようになるのが一般的です。
日本の法律では、満1歳〜就学前の子どもを幼児としています。
参考:母子保護法
新生児とは
新生児とは生後28日未満の乳児です。
生後7日未満は早期新生児、7日〜27日は後期新生児と呼ぶこともあります。
新生児期の赤ちゃんは、お母さんのおなかから外の環境へ適応するため、様々な生理機能を発達させます。
まだ感覚器官が未発達なので、音や視覚的な刺激に反応するなど、反射的な動きが中心です。
首が座っておらず抱っこが大変な時期です。
寝かせたままお着替えができるように、前合わせの肌着やウエアがおすすめです。
体温調節ができないので、室温や服装で調節してあげましょう。
乳児期は生後28日~1歳未満
乳児期は生後28日から1歳未満の時期をさすのが一般的です。
乳児期は人生で最も脳が発達する時期です。
できることが日に日に増え、成長を感じるシーンが多くなります。
寝返りからハイハイやお座り、つかまり立ちができるようになり、情緒面での成長も著しくなります。
母乳やミルクだけでなく離乳食も食べ始め、自立に近づいていきます。
乳児とは新生児期を含む1歳未満の赤ちゃんのことです。 |
新生児の生活リズム
新生児の赤ちゃんの生活では、1日16時間以上が睡眠時間ということが多いです。
昼と夜の区別がつかないので、一日に何回も寝たり起きたりを繰り返します。
1回の睡眠時間は個人差がありますが2〜4時間。
お腹がすくと泣いて知らせてくれます。
授乳間隔は2〜3時間に1回です。
母乳の場合は、赤ちゃんの発育や母乳の出方によって個人差があるので欲しがるだけ飲ませます。
ミルクは3時間おきに日齢に応じて与えましょう。
- 生後1日目:10~20ml
- 生後2日目:20~30ml
- 生後3日目:30~40ml
など、生後7日目までは1回量が10mlずつ増えます。
日齢に応じて増え、最終的に1回70〜80mlを飲むことが目安です。
生活リズムが不規則になりがちなので、毎日同じ時間にカーテンを開けたりお風呂に入れたりすると良いでしょう。
上手にミルクや母乳が飲めないと、なかなか寝てくれない場合もあります。
ずっと赤ちゃんに付きっ切りでは、ママが寝不足になってしまうので休めるときに休むのが大切です。
新生児期の赤ちゃんのお世話で気を付けること
新生児期の赤ちゃんのお世話をする上で、気を付けることを確認しておきましょう。
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服装は大人の衣類枚数+1枚
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快適な環境を整える
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新生児は外出を避けたほうが良い
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家族や周囲の人のサポートが大切
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適度にリフレッシュする
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赤ちゃんが泣いても過度に気にしない
生まれたばかりの赤ちゃんは不規則な生活リズム。
それに合わせてお世話をするのは、産後のママには大変に思えることも少なくないでしょう。
出産を終えたばかりで身体は本調子でないですし、ホルモンバランスの急激な変化で落ち込みがちです。
赤ちゃんが元気に過ごせることだけでなく、心身ともにママが元気でいられることが大切ですよ。
服装は大人の衣類枚数+1枚
新生児期の赤ちゃんの服装は、大人の着ている衣類枚数にプラス一枚が目安です。
基本的には短肌着+長肌着(コンビ肌着)でよいでしょう。
寒い時期にはこれに2WAYオールやロンパースを重ねて着せましょう。
体温調節がまだ上手でないので、服装で調節してあげる必要があります。
授乳後のげっぷの時に吐き戻してしまったり、汗をかいたりしたらその都度お着替えをさせます。
着替えをさせやすいように、新生児期は前開きの服を着せるのがおすすめです。
快適な環境を整える
新生児期は、夏は25〜28℃、冬は20〜25℃くらいの室温が望ましいといわれています。
とはいえ、大人には適温と思われても、赤ちゃんには快適でない可能性があります。
赤ちゃんの手足が冷たくないか背中に汗をかいていないか、こまめにチェックしてあげる必要があります。
新生児は外出を避けたほうが良い
新生児は外出を避けたほうが良いでしょう。
この理由としては、新生児は、
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体温調節が上手でない
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免疫機能・抵抗力が未熟
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体力がない
ということがあげられるからです。
生まれたばかりの赤ちゃんには外出は大きな負担がかかります。
抵抗力が弱く、感染症も心配なので、1ヶ月検診まではおうちの中で過ごすと良いでしょう。
生後3週間を過ぎたころから外気浴を始めます。
直射日光が当たらないように気を付け、急な温度変化のないように外の新鮮な空気に触れさせてあげましょう。
家族や周囲の人のサポートが大切
新生児期の赤ちゃんのお世話は、ママだけでなく家族など周囲の人のサポートが欠かせません。
なぜなら、産後すぐのママの体は思っている以上に疲れているからです。
赤ちゃんのお世話には体力が必要です。
頻繁なおむつ替えや授乳などのお世話に、疲れてしまうこともあるでしょう。
きちんとお世話をしているのに、泣いている赤ちゃんの声に敏感になって辛く感じてしまうこともあるかもしれません。
ママやパパだけでお世話をしようと気負わずに、育児にかかわってもらえそうな周囲の人には積極的に助けてもらいましょう。
適度にリフレッシュする
新生児の赤ちゃんのお世話をしている時期でも、適度にリフレッシュすることがおすすめです。
夜中の授乳や頻繁な抱っこなどで寝不足になったり、ストレスがたまったりしているママは少なくないからです。
周囲の人やサポートサービスを利用して、自分ひとりの時間を作ったりゆっくり過ごしたりリフレッシュすると良いでしょう。
ママが元気でいることが、赤ちゃんにとっても一番大切です。
赤ちゃんが泣いても過度に気にしない
赤ちゃんが泣いても過度に気にする必要はありません。
しっかり授乳をしておむつがきれいなら、気にしすぎないほうが良いのです。
なぜなら、赤ちゃんは何の理由もなく泣いていることも多いからです。
泣き声に敏感になって、泣かせないように頑張りすぎて精神的に参ってしまうというケースもあります。
些細なことでも泣くのが赤ちゃんです。
少しくらい泣いても気にしないくらいの気持ちが、新生児期の赤ちゃんとの生活を乗り切るためには必要です。
まとめ
新生児期は生まれた日を0日として、生後28日未満の時期のことです。
この時期の赤ちゃんのお世話は、授乳を2〜3時間おきにしたり夜中に目を覚ましたりと、産後のママには大変なことが多いです。
家族や周囲の人に頼って、一人で無理をしないようにしましょう。
しっかり授乳ができておむつがきれいなら、少しくらい赤ちゃんが泣いても気にしなくても大丈夫。
赤ちゃんが寝ているときにママも一緒に寝るなど、リラックスして過ごして短い新生児期を楽しみましょう。
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